新卒・中途営業対談

100%より
120%を目指す

都内の繁華街を営業エリアとして担当している先輩後輩の二人に、社内の雰囲気や仕事への思いについて話を聞きました。

仲間の声かけで
ほっと一息

本日はよろしくお願いいたします。お二人の出会いから今までの関わりについて教えてください。

朝来野 最初に会ったのは、伊藤さんがカクヤスに入社してうちのチームに来た7月くらいでしたよね。真夏の暑い日に、一緒に営業先を回りました。

伊藤 そうです。朝来野さんが営業的な堅苦しい話し方ではなく、気さくなトーンでお客様と話しているのが印象的でしたね。前職は鉄鋼関連の会社で法人向け営業を担当していたので、お客様との距離感が近いことには驚きました。

朝来野 確かにとてもよくしてくれるお客様が多いし、お客様のお店に飲みに行って歓迎していただけたりするのって、ほかの業界ではあまりないかもしれないですね。

伊藤 そうですね。その後も同じチームの先輩として、営業に関する相談をしたり、社内業務について確認していただいたりしています。

事務所内はどのような雰囲気ですか。

伊藤 私たちの事務所には50~60人くらいの営業担当がいて、明るいひとが多いんじゃないかと思います。

朝来野 誰かしら笑っている声が聞こえてきますよね。忙しい時期でも暗い雰囲気になることはないです。

伊藤 そうですね。私が焦っていると朝来野さんが「今日の予定はパツパツ?」と声をかけてくれたりするので、おかげさまで一息ついて落ち着けたりしています。

朝来野 以前、自分も先輩から声をかけてもらったときにリラックスできていたから同じようにやってみました。

伊藤 一人で抱え込まないように気にかけてもらえていると感じて安心できますね。

朝来野 よかったです。事務所ではフリーアドレス制によってほぼ毎日社員が座っている位置が違いますが、そのせいでコミュニケーションが取りづらいと感じたことはないですか。

伊藤 同じチームにいる社員さんの顔と名前を一致させるのは少々時間かかりましたが、徐々に覚えていきました。フリーアドレス制は、他チームのひとと話す機会が多くなるので、人脈が広がってよいと思います。

朝来野 さすが!伊藤さんは心配なさそうですね。他チームの方とは、どのようなきっかけで話すようになるんですか。

伊藤 私が誰かに質問されても答えられないときに、近くに座っていた社員さんが代わりに答えてくださったりするところから話すようになったりします。

お客様の目線に合わせる

続いては、「営業」という仕事に対する思いについてお聞かせください。初めてカクヤスの営業をしたときはどのような様子でしたか。

伊藤 最初のうちは、予想外の質問をされると言葉に詰まっていました。会社やサービスの説明はできても、「人気の味は?」「この地域における傾向は?」などと聞かれると咄嗟に答えられなくて……。

朝来野 営業同行したときに、そんなこともありましたね。でも大丈夫。みんな一度は通る道です。

伊藤 あのときは代わりに答えていただいて、本当にありがとうございました。新入社員の朝来野さんはいかかでしたか。

朝来野 入社してから1〜2年は思うような営業成績を残せなくて悩んでいましたね。振り返って考えてみると行動量や提案の質もまだまだでしたが、一番の課題は『温度感』が足りなかったことだと思っています。

伊藤 私もわかる気がします。「〇〇さんのために頑張ろう」という気持ちを持って営業すると、お客様も心を開いて、いろいろなお話をしてくださるようになりますよね。

朝来野 まさにその通りです。また、営業として接する以上に、お客様と一緒に経営するくらいの心構えで関わるようになってからはより信頼いただけるようになったと思います。

伊藤 なるほど。

今後の目標をお聞かせください。

伊藤 売上アップと新規顧客の開拓を目指していますが、なかなか難しいなと感じています。

朝来野 伊藤さんはお客様からの要望に100%で応えることはもうできていると思います。そのため次の段階としては、自分なりの提案を加えるなどして、120%で応えることができたらなおいっそうよいのではないでしょうか。

伊藤 120%で応えることができたら、より喜んでもらえそうですね。もし朝来野さんだったら、どうやって提案を考え出しますか。

朝来野 オーナー様とのなにげない会話や、メニューの内容、店内の内装やお店に来ているひとの様子のなかに提案のヒントがあったりしますよ。

伊藤 経営的な視点でお客様を観察するということですね。わかりました、やってみます。朝来野さんはどんな目標をもっているんですか?

朝来野 私の個人的な目標はマネージャー職になることですね。複数人をまとめるのは、今までと違った大変さがあるかもしれないですが経験を糧に変えて成長していきたいと考えています。

伊藤 じゃあ、今後も引き続き営業部でお世話になりそうですね。よろしくお願いいたします。

朝来野 こちらこそよろしくお願いいたします。……さて、そろそろもう1軒行きますか。

伊藤 もちろんです。この前、私の担当エリアで気になるお店を見つけたので、一緒に行ってみませんか?

朝来野 いいですね。どんなお店様か見に行ってみましょう、いざ出発!